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2024年3月27日 (水)

船が消えていくまで追いかけて

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世界のどこにいても,忘れるはずがない。そんな宮浦小学校職員とのお別れでした。何百の言葉よりも一つの歌。それが「宮浦サマー」

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こんなに集まっていただいて,本校職員も含め,屋久島の方々は熱いなあと思います。

Img_4916先生方,来年度はいよいよ150周年!もちろん招待状を出させていただきますね!

Img_4910君のどんな一歩でも明日へとつながっている。そう,あの空が,遠く宮之浦岳まで繋がっているようにね。声を枯らして叫んだ「ありがとう」も,もちろんいつか自分に届く日がくるんだ。

Img_4965フェリー屋久島2は大団円からゆっくりと遠ざかり,港から離れていきました。ふるさと屋久島,ふるさと宮浦小学校で過ごしたことを誇りにしてください。そして,新しいふるさとを創り,育てていってください。

Img_4971学校にもどってきてぼんやりしていると一本の電話。東京都杉並区で教師をされている方でした。「ブログを毎回見ています!とても宮浦小学校に興味があって,電話をせざるを得ませんでした」そんなお言葉を頂きました。その方は,宮浦小学校に御縁のある方で,校歌の3番が大好きなのだそうです。

(校歌3番)「世界のどこにいても忘れないだろう ふるさと屋久島 我が宮之浦」という歌詞

がたやんがちょっぴり勇気を出して持ち出したギター。

最後に歌った宮浦サマー

「ふるさとはいつも待っております」と叫んだT坊。

全てが繋がってて。楽しすぎた。

2024年3月25日 (月)

鳴り止まない拍手とともに,,,

Img_4830心から子どもたちを愛し、子どもたちの成長を見守ってくださる先生方でした。今日は離任式。お別れと旅立ちの式です。

Img_4836そして、地域の皆様が温かく支えてくださった。それが宮浦小学校でした。だからこそ,先生たちは胸を張ってこの学び舎を去っていかれます。

Img_4843笑い合いながら,ともに過ごした日々。楽しく活動した日々。時には厳しく叱ることもありましたが、その全てが子どもたちの心に深く刻まれています。

Img_4847「先生」とはいえ,人間です。悩み、迷い、孤独にさいなまれながらも、目の前の子どもを強く,しなやかにしたいと,共に歩んできた日々が、一人一人の先生の在り方を物語っています。

Img_4851保護者の皆様、子供たちの未来に対する期待と希望に満ちた瞳が、先生たちに力を与えてくれました。

Img_4859その信頼と愛情が、先生たちが子どもと向き合い、成長を支える力となったのです。

Img_4860先生たちを待っている,さらに多くの子どもたちのもとへ。更に大きな世界へ。今,共に成長しつつ旅立っていかれます。

Img_4863最大級の感謝の気持ちを込めて、大きな声で,その背中に言いたい。「ありがとう」を。

2024年3月24日 (日)

サヨナラは歌と共に

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先日の卒業式で6年生が歌った様子です。画像をタップしてご覧いただけます。

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4年生,5年生の在校生からの心のこもった歌です。画像をタップしてご覧ください。

2024年3月22日 (金)

HIKARIのなかへ

Img_4704T坊の背の向こうに奏でられるピアノ。会場いっぱいに6年間の思い出が響き渡ります。第77回卒業式は本日,挙行されました。

まずは5年生からの歌のメッセージ。朝の会も使って直前まで時間を使って仕上げていました。

そして6年生からの歌。素敵すぎます。

Img_4686一同礼。一年間で最も大切な,大切な儀式的行事。4年生,5年生のみんなも,とても立派です。

Img_4643たくさんの保護者・地域のみなさま方が,晴れがましいその姿に,眼を細めていらっしゃいました。これが最後。これがはじまり。

Img_4655担任の先生の呼名に「はいっ」しっかりと応え,しっかりと卒業証書を受け取りました。

Img_4683地域の方々や教職員、保護者の皆様への挨拶は、撮影をしながら涙をこらえるのに必死でした。6年間、一緒に学び、成長し、笑い合い、支え合った時間は、かけがえのない、宝物のようなものだったに違いありません。

Img_4690校旗を後輩に渡します。「知恵出せ,汗出せ,力出せ」そこに自分らしさを加えて,羽ばたいていきます。

Microsoft_powerpoint_3その新たな旅路が、幸せで満ち足りたものとなりますように。白い光の中へ進んでいく,けなげで,それでいて凛とした姿を見ながら思うことです。

2024年3月21日 (木)

春は名のみの

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強風。強風。強風でした。爆風でした。この日の朝,学校はお休みでしたけど,近くの海岸でパチリ。春は名のみの~♪はい,その通りで,しっかりと冬の風のにおいがしましたね。

Img_4587そして,いよいよ明日3月22日は卒業の日。この日を迎える時が来るなんて。ぴかぴかの一年生だったあの日が,まるで昨日のことのように思い出されます。あと数日すればもう中学生。

S__1068900354そしてこちらは3年生の学級。実は先日,アメリカ合衆国のニューメキシコ州にある小学校に手紙を出していました。なんと,その小学校に通う3年生から届いたメッセージYouTubeを見ています。

Photo_2自分たちが「I like 〇〇」の構文で出した手紙&ビデオをモデルにして,しっかりとした日本語でメッセージを送ってくれました。「聖書が好きです」と答える子が数人。お国柄なんだなあと感心しました。

2024年3月15日 (金)

小学生であるこの時を

学校便り3月号はこちら!!

Img_4451体育館では6年生。友達の一挙手一投足に歓声があがります。

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ゴール型ゲームの授業だったんですね。卒業式まで実に数日。小学生であるこの時間が永遠に続けばいいのに。そんな一瞬一瞬です。

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6年生が記念に植えたどんぐりの木も,久々の温かい風に葉を揺らしています。

2024年3月14日 (木)

そっと見る鉈折山のごとく

学校便り3月号はこちら!

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学校正門近く,用具倉庫近くの掲示板。卒業式のための,まだ作りかけの掲示板。何気なく,ただ何気なくぼくは掲示板を見ていたんですね。

Img_4523ぐいっと近づいてみると,桜のよさ,桜は八重桜なんだなあってことが見えてくるんです。そのうえこれを折り,切り,広げ,そして貼ったであろう在校生の想いが。「卒業式をいいものにしたい」そんな想いが。見えてくるんです。

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もっと言えば,鉈折山(なたおれやま)。ぼくは掲示板をじっと見ていて,見えないものを見たつもりになって満足していましたが,こうやって鉈折山は365日,宮浦の子たちを見てくれてるんです。

Img_4518卒業式をいいものにしたい。その想いはみんな一緒のようです。一生懸命にプランターを運びます。すでに足下にはシート。

Img_4515どうやって並べようか。見映えを考えつつ,先生の指示に耳を傾けつつ。

Img_4513こちらはパイプ椅子を運びます。一つでも結構重いわけですが,2個。流石です。

Img_4512しっかりと右と左を見ています。バランスよく並べようとするその姿。バランス力,感じますね。

Img_4508どんどんできていきます。でも,妥協はしません。この後,先生たちだけでも集まりました。まだ妥協できません。卒業式がもうすぐという現実と向き合うだけです。そっと見る鉈折山のような心境に達したいとは思いますが。

2024年3月13日 (水)

予行とはいえ。

Img_4495卒業式の予行。予行とはいえ真剣そのもの。登壇する側も,礼を返す側もとても緊張するものです。予行とはいえ。

Img_4486在校生たちもしっかりと卒業生の様子を見ています。とくに今日は歌が素晴らしかった。涙を必死に抑えつつ。予行とはいえ。

Img_4498「とても感動しました」と講評を受けます。歌?唄っているように見えますが,そうではありません。それは別の機会にとっておきますね。相方は今カメラを持っていますから。

Img_4444ムムムっ!?こちらは4コマ漫画を製作?図画工作科ではかなり面白い題材が扱われるんですね。教えられるという教科ではなく,自分で自分の好奇心を掘り起こす教科。どんなアイデアが飛び出すか?それがわたしの好奇心です。

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寒い日が続きますが,ふと日の長さも感じます。3月の風にキンセンカが揺れると,少しずつ朝を暖めます(一部引用「3月9日」レミオロメン)

Img_4466まとめの学びのこの時期,たくさんの学びの来し方が見える形になっています。

Img_4467「白」の残るその作品も,最後の仕上げを待っています。仕上げが終わったら,もう春休み。もう,次の学年なんですね。そうやって,季節は過ぎていきます。

Img_4470長い廊下の向こう側,今まさに図書室に入ろうとするそのお子様をパシャリ。首のかしげ方が,本気度を物語っています。学んだことや経験したことは,そのお子様の行動を創ります。ひいては,人生を造っているんです。

2024年3月12日 (火)

ぴかぴかタイム

Img_4439総務委員会での企画!「朝のぴかぴかタイム」ビブスを着用した総務委員会のメンバー。それに続けと,その他の児童もぴかぴかタイムに励んでいる姿を見付けました。

Img_4437植物が根を張るという「春」。小さな草を見つけようとする目は,春を探す目でもあります。

2024年3月11日 (月)

学校便り3月号

画面をタップしてくだされば,拡大されます。拡大しますと,2ページ分ご覧になれます。

【この画面がはみ出してしまう場合は,(画面最下部のPC表示・スマホ表示)を切り替えてみてくださいますように】

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2024年3月 9日 (土)

お米サミット!

屋久島の3小学校をオンラインで結び「お米サミット」 米作り体験を発表【屋久島経済新聞】

https://yakushima.keizai.biz/headline/726/

本校の永田米作りが紹介されました!!

2024年3月 7日 (木)

どうやって盛り上がるか?が大事

Img_4392先日のPTA運営委員会,お疲れ様でございました。来年度から発足する150周年記念事業に向けて,熱のこもった説明!その他にも話し合われたことについては追って報告します!ありがとうございました!盛り上がっていこう!

Img_4407こちらは委員会活動の紹介です。令和6年度から活躍する新委員長さんたちが委員会の紹介を行いました。どんな活動で宮浦小学校を盛り上げようか?みんな,それぞれに考えているようです。

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もうすぐ春ですね!冷たい雨の日ばかりではありません。教室の壁一面に咲いた菜の花を見ているだけで,温かい風が吹いてきそうです。

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こちらはダンスクラブの発表会の様子です。たくさんの友達が昼休みの体育館で観覧しました。自分を生き生きと表現できる安心感。そんな雰囲気,あったなと思います。

Img_8018振付を教えてくださった先生にも感謝!よーく覚えて,ダンスを自分のものにしていましたね。やっぱり,こうやって発表する機会って,大事ですね!どうやって盛り上げるか?というか,どうやって盛り上がるか?が大事。

2024年3月 4日 (月)

それぞれに~モチモチの木~

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スパッタリングという、弾いた絵の具で偶然にできる形や色を利用して,文学作品「モチモチの木」を表現しています。

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同じ「モチモチの木」でも,こんな風な表現になります。

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巨木。まさにヤクスギのような。そんなモチモチの木って,いいです。

Img_4229モチモチの木というのは,「栃(とち)」という日本特有の木なんです。一本の木からたくさんの実を拾える栃の木。アクが強いので虫がつきにくく、動物に食べられることも少ないといいます。そのため、飢饉のときには非常食になり、多くの人の命を救ったのだとか。

Img_4225同じ文学作品を読んでも,同じスパッタリングという技法を使っても,こんなにも様々な表現が生まれるんですね。みんながそれぞれにモチモチの木を思い浮かべながら楽しく描いたようです。

2024年3月 1日 (金)

学校で楽しく学校遠足

雨には勝てません。勝とうとはしません。受け入れて楽しむ。屋久島での生き方の一つ。

Img_8348お別れ遠足,,,ちょっと寂しいネーミングですが,まあ,お別れなんです。特に,本校は6年生とのお別れという意味が強いですね。

Img_81686年生VS在校生。そういった対戦形式で6年生は各学年の挑戦を受けました。これはどちらが長く跳べるか?という縄跳び対決。

Img_8201これは,どちらが遠くへ飛ばすことができるか?という紙飛行機対決。人生は紙ヒコーキ。願い乗せて飛んでいくよ。風の中を力の限りただ,進むだけですね。

Img_8261これは短時間でフラフープの輪の中を何人がくぐれるかというフラフープ対決。

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じゃんけんをして,負けたらその場で鬼になるじゃんけんオニゴッコ!

Img_8312ムムムっ!これはダンス?チューチュートレイン(古っ)のような,そうでないような?ともかくも,全力で6年生と対決できた思い出ができました!!


YouTube: まなびポケットの説明【宮浦小学校】

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