緊張と緩和と
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雨上がりの校庭は,「水溜まり撮影職人」としては絶好のシャッターチャンスなんですが,やはり宮浦小学校で困っていることの一つなんです。晴れているのに,校庭で,活動ができないんですね。
こういった時は,何をするか。そうです,ごらんください。この緊張感!長縄跳びの,8の字跳びという跳び方です。各学級の記録を比較し競うのではなく,学級内での目標を決め,達成できるかどうかを確かめる時間です。
応援も,めちゃくちゃ元気です「がんばれー!」「とべー!」他者への応援であってそれは自分へのエール。こういった,ちょっとした活動から感じ取っていくんですよね。
負けない。そう,弱い自分にね。だれもがもっている弱さ。その弱さに少しだけ反骨心をもちます。跳びきった時,少し強くなれてる。そんな自分を好きになる。緊張感の中に,ブレないねらいをもっています。
それにしても,軽やかだなあ。この跳び方,回し手(縄を回す2人)にもコツが実はあるんです。すっと縄を「抜いてあげる」「跳ばしてあげる」そんなニュアンスですね。
回し手の脇から出て,回し手の脇から出る。最短距離を進むことが,跳ぶ方には求められますね。それはかなり練習してからしかつかめないコツなんです。
一瞬でもいいから「本気」にさせる。そんな学びをこれからも行っていきます。本気になった時,自分の限界を知ります。限界を知るから,努力しようとします。誰のせいにもしない,自分なりの生き方を培うために,宮浦の教育はあります。
戦いを終えた戦士たち。ムムムっ!もうリラックスムード。緊張と緩和のおりなす絶妙な子育てを,これからも続けていこうと思います。