君は書いていくんだね。
図工室でトントン,トントン。上野動物園にむかしいたような。あ,それはパンダですね。こちらは何をしているのでしょう。なるほど,げんのうと釘が見えますね。
打ち付けた釘にゴムを通して,ビー玉を転がすコースを作っているんですね。なぜか私の頭の中には軍艦マーチが流れてきてしまいますが,それも今や昔の話でございます。こうすれば転がる,こうすれば転がらない。うん,試行錯誤の連続です。人生と一緒で。
こちらは綿を何に使うのでしょう。ああ,これが全部綿あめだったら……。と考えるのはわたしだけでありましょうか?とにかく,給食前に見るものは,ほぼすべて食べ物に見えてしまいます。
そんな中,今ある材料で工夫して作る。とても大事なことを学びます。綿よりも,丸いシールのほうに着目したのかな?こういうのがまさに夢中力。その後ろから「この綿,ちょうだい」物事に没頭するって,いいですね。
相談しながら作るのはゴムと糸で作るおもちゃ。ストローの切れ端に繋げて,ぐるぐる巻いていきます。巻き方はこうすればいいんじゃないかな?なるほどね。そんな会話に耳を傾けていますと,学びに対話は必須条件のように思います。
ムムムっ,こちらは屋久島ジュニア検定に挑戦!素敵です。今を生きる私たちが,今の屋久島をどれだけ知っているか。今に至る屋久島をどれだけ分かっているか?自らに問いかける大切な時間です。
いやはや,鉛筆が決して休まない。知っていることを出し尽くしながら,あるいはもっと知っておきたかった,今度はどうやって調べよう。そんなことを感じつつ,君は書いていくんだね。