しょって背負って歴史をしょって
晴れ間が広がりました。歴史民俗資料館にきてみたー!!この建物、実は口永良部島にあった戦前の民家の実物大の複製品です。竹でできたこの建物は、当時の写真を元に丹念に再現され、中に入って中を見学することができます。
いやはや,実に歴史を感じます。興味津々の様子で中を覗き込みます。神秘的な雰囲気すら漂っています。古い建物に触れることは,逆に新鮮な発見や学びがあるのかもしれません。
ムムムっ!これは一体?
なるほど,これは「もっこ」と呼ばれる運搬道具、水や液体を運ぶための器具ですね。昔の人々は本当に賢かった!
これは背負子(しょいこ)ですね。歴史資料センターのKさん,さすがに様になります。
なぬっ!?「かついでみたい人!」の呼び掛けに,ほぼ全員が挙手!さすが挙手力!いやいや,無理でしょう…って,もう担いでいます!
どんどん様になってきます。
もう物語のワンシーン。
考えてみれば,てんびん棒や背負子を肩にかけ,桶を吊るし,薪を背負って,体力を振り絞りながら移動するこの光景。先人の力強さや知恵には改めて感動しますね。