テクノロジーを使いながら
暑い暑い体育館。マットの前に集まった子どもたちと先生が、何やらざわざわ。今日はマット運動の授業。まずは安全第一、先生の話にしっかり耳を傾けます。
「まずはマットに触ってみようか」――そっと手をのばして、感触をたしかめる子どもたち。これから始まる「ぐるりん」の予感に、ちょっぴりドキドキ。
「先生の子どもの頃はね、布団の上ででんぐり返ししてたんだよ〜」先生、ふと気づく。「もしかして、マット運動って苦手な子が多いのかも?」
よし、じゃあ先生がお手本を見せよう。みんなの視線が一点に集中。「おお〜!」と、食い入るように見つめていました。さて、次は君たちの番。ゆっくり、焦らず、ひとつずつチャレンジしていこう!
こちらは音楽の授業。教室いっぱいに広がる、ピアニカの音色。それぞれのリズムで、思い思いの音を奏でる子どもたち。
「ド・ド・ソ・ソ・ラ・ラ・ソ~♪」どこかで聞いたことのあるメロディも。だんだんと演奏にも熱が入り、表情もいきいき。音にのって、心も踊り出します。
よく見ると、かたわらにはタブレットPCが。
楽譜を画面で確認しながらの演奏――すごい、時代ですねえ!子どもたちがテクノロジーを使いながら音を楽しむ姿が、とてもまぶしく感じられました。