挑むまなざし
教室のあちこちで、ペアや3人組、4人組の子どもたちが、何やら一生懸命語らっている様子。静かな空間に、真剣な声が交差します。
この時間は道徳の授業。自分の思いを言葉にして、友達の考えと比べてみる――それは、簡単なようでいて、とても深い学びです。
「私はこう思った」「あ、そんな考えもあるんだ」心が動く瞬間を、子どもたちはしっかり受け止めていました。違いを知ることで広がる世界が、今日の教室にはありました。
友達と語り合ったあとは、ひとりひとりの考えが黒板に書き出されていきます。短い言葉の中に、それぞれの感じ方や気づきがぎゅっと詰まっていて、どの言葉もとても大切。