完成披露。じゃーん!
ムムムっ。ふと見上げた桜の葉が、ほんのり黄色に色づき始めていました。しかも、よく見ると小さな虫食いのあともちらほら。ついこの前まで「まだまだ夏だなぁ」と思っていたのに、季節は静かに歩みを進めているようです。
さて今日は、みんなでソーイング。思い思いに選んだ布を手に、それぞれの作品づくりがスタートしました。針と糸を使って、ちくちくちくちく…。
一針ごとに形ができていく過程で、自然と集中力が高まっていきます。教室の中に、静かだけど熱のこもった空気が流れていました。まさに“一点集中”の時間です。
そしていよいよ、次はミシンへGO! 「うまく縫えるかな?」「ちょっと緊張するね」と、少しドキドキした表情でミシンに向かう子どもたち。周りの友達も、固唾をのんで見守ります。
カタカタと音が鳴り出した瞬間には、ほんのり安堵の笑顔。失敗も成功も全部含めて、ここにしかない大切な経験になっていきます。
完成披露。じゃーん! 子供たちが見せてくれました。どれもこれも、子どもたちの手と心がつくりあげた力作ぞろい。自分の手で生み出した達成感って、本当に特別なものですね。